テスト真皇杯

鷺澤有里栖Z(Zouking)選手 VS やんこぽけ選手 選手データ

鷺澤有栖Z(Zouking)選手

鷺澤有里栖Z(Zouking) Twitter【@Zouking1
USUM 最高レート2114(シーズン12)

ブログ:オノノノーベル賞を受賞した僕がオノノクスと歩むポケモンレート戦記

【第5回真皇杯 準優勝】鷺澤有里栖Z(Zouking)選手 インタビュー&構築解説

やんこぽけ選手

やんこぽけ Twitter【@yanko_poke
USUM 最高レート2142(シーズン7)
USUM レート21達成7回

ブログ:Wanna be the Biggest Dreamer

【第5回真皇杯 3位】やんこぽけ選手 インタビュー&構築詳細

鷺澤有里栖Z(Zouking)選手 VS やんこぽけ選手 試合動画

鷺澤有里栖Z(Zouking)選手 VS やんこぽけ選手 感想戦

Winners2回戦の振り返り

大統領(インタビュアー):お二人は決勝トーナメント2回戦とLosers Finalで計2戦されていますが、お互いのことを事前にどれぐらい認識していましたか? まず一戦目についてお願いします。

やんこぽけ選手:ぼくはラスチャレ進出者にキツイ構築の方が多いという印象だったのですが、Zoukingさんの構築は他の3人に比べたらまだなんとかなる方だとは思ってました。ですが、結局ボーマンダを出せばカビゴン、フーディンを出せば臆病カミツルギがキツくなるので、選出が事前考察段階で全然まとまらず、進んで当たりたいとは思いませんでした。

鷺澤有里栖Z選手:基本選出どおりランドロス+カビゴン@1匹と考え始めて、フーディン入りにアーゴヨンを投げるのはいい結果になった試しが無いので無し。両メガに弱いフシギバナは論外。オノノクスも実は通すのが厳しくて。相手の非メガ枠に全体的に強そうなカミツルギを通すしかないと思いました。相手のメガ枠はこちらに刺さってるフーディンが出てくると読んでマンダは完全に切って考えてます。

鷺澤有里栖Z選手:大会結果ページの構築をチェックするのはお互い様なので、カミツルギのSブーストはバレてる。ツルギのブーストを嫌って、フーディンを後投げされた時、交代読みで辻斬りを当ててもやんこぽけさんが予選で使ったフーディンの調整だと、3割くらいの低乱数でしか倒せないんですよね。流石に交代読みで悪Zは切れない。そもそもミミッキュの電磁波でストップされると思うとかなり厳しい。メガ枠フーディンと一転読みしてもなお勝てる未来が見えなかったです。

鷺澤有里栖Z選手:1戦目の流れはこんな感じです。初手ランドガルド対面。ステロ撒く、シャドボ貰う。火力無いので弱保確定。カビゴン引きでシャドボ透かす。威嚇の入った無振り聖剣は痛くないので後攻地震で削る。次に欠伸を押すと裏から出てきたマンムーに入るので、毒警戒でツルギに引く。つららを打ってマンムーは寝る。リフブレを押すとフーディンに受けられ赤ゲージまで削れる。ここからランド捨ててカビゴン着地。気合い玉は耐える体力なので地震でフーディン処理(気合い玉は外れた)HPが赤のギルガルドもカビゴンの地震で処理して眠りターン未消費のマンムーが残り降参。

鷺澤有里栖Z選手:警戒していたミミッキュが出てこなかったこと、ギルガルドを削らせてもらえたのでカミツルギが剣舞する必要がなかったこと。この2点が嬉しい誤算でした。ただし次に再戦したときの勝ち方は全くわからなくなりました。今回マンダ完全切り選出したのがもうバレたので、次はどっちのメガが出てくるのか読めなくなったんですね。

やんこぽけ選手:ミミッキュを警戒してたの意外です。あのミミッキュ、ゴースト技しかないのに加えて火力も全然振ってないのでほぼほぼ出てくるであろうランドカビの並びに全然負荷をかけられないんですよね。予選と違って痛み分けを採用しなかったから、というのも大きいですが。選出することすら考えていませんでした。

手の内がバレ合った中での大一番

鷺澤有里栖Z選手:Losers Final(3位決定戦)の選出ですが、アーゴヨンはフーディンに弱すぎてカミツルギはマンダに弱すぎる。 どっちのメガが出てくるかわからない以上、中間択がオノノクスかなという考えに至りました。 アーゴヨンもカミツルギもS上昇手段が相手を倒すことですが、オノノクスは自力で素早さを上げられますからね。 問題はオノノクスの竜舞地震でHBガルドもミミッキュも落とせないこと。1戦目でオノノクスを通せないと感じた理由がここですね。 しかしミミッキュはステロ2回で竜舞地震圏内、ギルガルドも1戦目と同じような試合展開で削らせてもらえればチャンスはあると考えることにしました。 マリルリはツルギアゴ両方に弱く、カビゴンを処理したいならマンムーの毒で十分だと思ったので来ないと思ってましたね。 どう選出しても滅茶苦茶きついですが、一番可能性がありそうなのがオノノクスかなと。

鷺澤有里栖Z選手:で、実際の試合ですが初手にマンムーが来た時点でこれは無理そう、と悟りました。この人は完全にこっちの攻略法を理解してるな、と。構築相性が絶望的にキツイやんこぽけさんに2連勝しなきゃいけないの無理ゲー過ぎると。マンムーのつららが2発で止まってランドをクッションとして残せたのは滅茶苦茶大きかったですが、切ってたマリルリが出てきてしかもステロ欠伸展開の中で全く削ることができなかった時点で厳しい。

鷺澤有里栖Z選手:オノノクスが竜舞をしても全く勝てる気がしませんでしたね。やんこぽけさんのマリルリを竜舞地震で落とすにはステロダメ3回でようやく中乱数ってところなのでステロダメ2回じゃ絶対足りない。マンムー捨てのZ透かしして逆鱗ロックしたのはお見事ですが、正直それをやられなくても普通に負けそうと感じてました。最後は配信で皆さんが見てた通り、奇跡が起こりましたね。

やんこぽけ選手:カビゴンの邪魔できるのをマンムーだけにした場合、毒をできるだけカビゴンに入れないようにツルギバック、それにマンダをあと投げ、そこにさらにカビゴンあと投げしてあくびループ。それを繰り返し、ステロでこちら側が削られ、回復ソースのないマンムーが倒れてしまうこと、そしてそのままラス1マンダになってカビゴンにお互いのPPを枯らされて負け、という試合展開が容易に想像できました。そのため、事前考察ではマンダを出す場合、マンマンガルドの選出で行こうと考えていましたが、カビゴンを重く見てマリルリの選出を決めました。カミツルギは羽休めのあるマンダに負荷をあまり掛けられない型なのでなんとでもなるし、アーゴヨンにも最悪Zさえ透かせば、マリルリはチョッキを持っているので素のヘドウェも耐えてなんとかならなくも無いと思いました。そもそもフーディンがキツそうなのでアーゴヨンは来ないと思いましたが。

やんこぽけ選手:この試合じゃれ外しと地震急所に注目されがちですが、初手のつらら2発も地味に痛かったんですよね(笑)裏がカミツルギを想定していたので、あれ、カビゴンに毒通してくれるの??って。この時点でだいぶ勝ちを感じていました。裏がもしカミツルギの場合に全抜きされるのが嫌だったので、ステロダメージだけ入ったマンダにも羽を押して、常に満タンの状態で引くように体力管理しました。Z透かしのところは、後から見ると不要なように思いますが、あの場ではオノノクスのダメ感が全くわからず、めちゃくちゃAが高いという知識しかなかった故の行動なんですよね。なので、耐えるとは思いましたが、ワンチャン1舞地震でマリルリが落とされるかもしれないなぁ、と。事前にダメ計を回しておけばよかったのですが、先述の通り事前考察の段階では出す予定のないマリルリでしたし、直前は緊張もしていてダメ計を回す余裕もなかったのであのような立ち回りをしました。流石にできないとは思いますが、Z透かしのタイミングでもう1舞されたら厳しい試合だったので、ダメ計ができる環境ならば、あまり褒められた立ち回りではないです。

0.81%の奇跡

やんこぽけ選手:本当に最後のは奇跡でしたよね(笑)頭抱えました。ですが、それまでのほかの試合で特に大きな運負けもなく、むしろがんぷうを避けたりきあいだまを大事な場面で外さなかったりと、かなり自分はツキがきていると思っていたので、仕方ないなぁとも思いました。これがポケットモンスターです。

やんこぽけ選手:ツイートで見かけたのですが、逆鱗をマンダにうった段階で、マリルリが2回じゃれを外す確率やオノノクスが逆鱗で混乱して自傷する確率等を全て含めて計算すると、オノノクスが勝つ確率は0.81%らしいです。本当にオノノクスという相棒力に負けたというか、最後の最後にぼくはポケモンの神に見放されました(笑)

2メガもあり?!様々な選出択

鷺澤有里栖Z選手:試合直後の興奮状態で、勝った僕の方が「ありえないだろありえないだろ」って連呼してて、やんこぽけさんに「今の急所なければ耐えてた?」みたいに訊かれて「いや絶対有効急所です」って答えてたのがホントに印象に残ってます。

やんこぽけ選手:本当にダメ感が分からなかったので、一応確認してました。有効急所って言われて本当に絶望しましたね。むしろ無効であって欲しかった(笑)

鷺澤有里栖Z選手:それは確かに。話は戻りますが、ラス1にマンダを残してPPを枯らすって発想はなかったですね。そうか特殊マンダだからその手があるのか。普段竜舞マンダを相手にすることが多いので、カビゴンがマンダ以外のポケモンを倒してラス1マンダっていう状況は絶対に作っちゃいけないっていうのが体に染みついているんです。マンダをポリ2だと思えば確かにいけますね。自分の中でランドカビツルギっていう選出は絶対にマンダを倒せないので、選択肢になかったです。あとはあの試合振り返ると、マンダがメガせずに威嚇を残されていたら急所でも勝てなかっただろうなと思います。

やんこぽけ選手:あーーーたしかに、それは気付きませんでした。マンダとランドが対面してしまった時に、焦ってメガ進化を押してしまいましたが、威嚇を残しつつ立ち回った方が絶対に賢かったですね。

鷺澤有里栖Z選手:メガせずともボーマンダはランドロスより速い、カビゴンは地震ワンウェポンって考えるとメガシンカするメリットは薄かったのかなと。試合が終わった後に、実は2メガ選出することも考えていました、みたいな話を聞いて震えましたね。

やんこぽけ選手:そうですねー、メガどっちも刺さってたのでいっそのこと2メガで出したろかなって(笑)普段のレート対戦でほとんどしたこと無いんですが、予選の時にどうしてもキツイ相手がいて、その時に2メガ選出をしました。そしたら、結構上手くいって。その経験があったのでフーディンマンダガルド、みたいな選出もありかなとは思いました。ですが、少し考えてやっぱ無しやなってなりました。

鷺澤有里栖Z選手:そういうの含めて、色々な選出択がありましたね。

奇跡のブラックオノノクス

鷺澤有里栖Z選手:あの時に使ってたオノノクスは6世代で初めてレート2000載せた時から使ってた本当に付き合いの長い相棒なんですよね。僕自身諦めかけてたあの場面で、僕以上に勝利への執念を見せてくれた。そうとしか言えません

やんこぽけ選手:逆に僕はマリルリは6世代の流用個体だったんですよね(笑)「アブさん」っていうニックネームで、疑問に思った方もいるかもしれませんが、ABマリルリの調整を変えた個体なんですよね。”AB”マリルリだから”アブ”さん。完全に愛が足りませんでした(泣)マリルリの色違い個体厳選してきます……