大会情報

初代真皇&前主催トルンさんにインタビュー!

こんにちは!前回は第二代真皇であるかみやんさんにお話しを伺いました。

今回は初代真皇のトルンさんにインタビューを行いました。トルンさんは真皇杯の前総主催で、総主催を退いた今も精力的に活動なさっているプレイヤーです。今大会ではレギュレーション関係の責任者を務めておられます。

第五回真皇杯の情報はこちら!

初代真皇 トルンさん Twitter【@Torln_vibra

真皇杯前主催。九州予選で出場権を獲得。本戦予選は5-0で1位通過、決勝トーナメントは3-0と、全勝優勝を収めた。優勝PTはウォッシュロトム/マンムー/ゲンガー/ボーマンダ/エンテイ/ポリゴン2(ORAS)。

真皇杯の位置付けについて

――真皇杯は他のオフと比べて、どのような立ち位置だと考えていますか?

全国的に注目度が高い大会であると感じています。

北海道から九州まで多くの地域で開催されており、広報・宣伝活動も積極的に行っていることから、オフ会に馴染みがあるトレーナーの間では1年に1度の大きな企画という位置付けであるという認識で、大会自体の地名度は比較的高いのではないかと思います。

自分自身も、対戦のオフ会に結果を気にせず参加する場合と優勝を目指して参加する場合がありますが、真皇杯では特に優勝したいという強い気持ちを持って毎年参加しています。

出場のきっかけは、自分で頂点を目指してみたいという気持ち

――トルンさんの真皇杯出場のきっかけは何でしたか?

自分はスタッフという立場でしたが、シングルバトルで全国の頂点という称号を得られる機会はまたとないため、自分で頂点を目指してみたいという想いから選手としても全力で対戦に取り組むことに決めました。 そのため、大会期間中もプレイヤー目線で運営に取り組めたと思っています。

周りにも同じ想いのトレーナーは多く、互いに切磋琢磨しつつ、モチベーションを高め合いながら大会期間を過ごしました。運営スタッフにも、自分で頂点を取りたいという熱意あるプレイヤーがたくさんいました。

真皇になって、人間的にも大きな転機を迎えた

――真皇杯優勝して変わったことや、真皇になって何か影響はありましたか?

恥ずかしい話ですが、調子に乗ってしまった節があり、共に広島でオフ活動をしていた方から距離を置かれました。それから態度を反省し、大会で結果を残すだけではなく、人としても尊敬される人を目指しました。(その結果、距離を置かれていたその人とは、今では夫婦となりました。)

周辺を取り巻く環境などに特に変化はありませんでしたが、オフ会に参加して初対面の人と会話する際に「真皇杯の人」という切り口で話がスムーズに進むことがあった点は良かったです。

また、かつてない意欲で勝利を目指し、それが結果を結んだことは大きな自信へと繋がり、なかなか勝負で勝てない時はこの時を思い出して自分自信を鼓舞することでモチベーションを取り戻すようにしています。

一方で、真皇になったからには今後も継続して常に強い人だと思われたいという気持ちから、常にモチベーションを保ちつつ結果を残さなければならないというプレッシャーもしばらくつきまとうことになりました。

しかしそれは自分自身にとってポケモンのモチベーションを高く保つための良い要素でもありました。 一度結果を出しただけでは満足できず、常に結果を出し続けて満足したいという気持ちが勝っていました。

運もあってこそのポケモンバトル

――印象に残っている試合はありますか?

準決勝での試合は全てのターンにおいて自分自身でも納得のいくものでしたが、やはり1番印象に残っているのは決勝戦でメガボーマンダが回避率を6段階上昇したピクシーに「すてみタックル」を急所に当てて倒したことでしょうか。

決勝戦で戦ったピクシーはB特化でしたが、自分のメガボーマンダがA特化だったことから確定で倒すことができたため、その点でも噛み合っていました。非常に相性が不利な相手に対し選出も立ち回りも噛み合っており、更に運も味方してくれたから勝つことができたという、ポケモンらしい勝負だったのではないかと思います。

本戦の日は全体的に運の良い試合が多かったのが印象的でした。常にプレイングを間違えないように心がけていればいつか巡り合わせや運の良い日が来て、その日に結果を残すことができると考えていますが、まさに本戦の日がそうだったと感じています。

晴れ舞台での勝負強さ

――決勝戦はどのような心境でしたか?

この日は運も立ち回りもとても噛み合っていました。そのため既に決勝の舞台に来られただけでも満足してしまっており、絶対に優勝したいというプレッシャーはありませんでした。そのため、集中して1ターン1ターン慎重に、数ターン先までのことを考えながらしっかり時間を使ってボタンを押すことができました。

しかしこの舞台に来るまでにはスタッフとしてもプレイヤーとしても常に全力で駆け抜けていたため、対戦が終わった直後、あらゆる感情が襲ってきて数秒間は放心状態だったことを覚えています。

初代からポケモンをこよなく愛す

――ポケモン歴および対戦歴はどのくらいですか? またポケモン対戦を始めたきっかけはなんですか?

小学生低学年の時にポケットモンスター(赤)を購入してからシナリオをクリアした後は対戦にハマっており、ずっと周りの友達と通信対戦に興じていました。。その後ピカチュウ版が発売された後(1998年頃)、本屋でゲーム雑誌を購入し(タイトルは忘れてしまいましたが・・・)、そこで努力値と個体値について知り、よりポケモンの対戦が奥深いことに気づいて、少しでも周りの友達と差を付けるために対戦のことばかり考えていました(ケンタロスで延々と野生のニドランを倒しているような小学生でした)。

ルビー・サファイアが発売した後に金銀の対戦環境を知り、当時(2003年頃)更にポケモンの対戦考察が高いレベルで行われていることに衝撃を受けてどうにか自分もその中に加わりたいと思って対戦の考察と実践を繰り返していました。そして新作が出るたびにまず対戦について考えるようになり、今に至ります。

ポケモン歴も対戦歴も1996年からなので23年、ということになります。

モットーは生涯現役

――現在もポケモンは続けていますか?

最もやりこんでいた時期に比べてプレイ時間は減ってしまいましたが、生涯現役をモットーに妻と共に今でも取り組んでいます。ポケモンは幅広い遊び方ができるゲームなので、対戦以外の要素も楽しむことで、長くコンテンツに触れるようにしています。対戦面においては環境のトップを走って環境を作る、ということはできなくなってしまいましたが、なるべく環境を知らずに置いていかれることがないよう、新しい知識を、幅広く情報収集を行うように心がけています。

ボクは長い年数ポケモンをやっているという経験を活かして持っている様々な知識を活かすことを常に考えています。ポケモンバトルに勝つための手段として、知識の差というのは大きなものであると考えており、シングルバトルに囚われず多くのルールに触れて考えをシングルバトルに輸入したり、幅広い世代の知識を現行世代に活かせないか考えたりします。マイナーなポケモンの細かい知識も忘れず蓄えておき、活かせそうな場面に遭遇したときに活用できるように努めます。また、様々な人が執筆しているブログや攻略記事は、目に触れたものは必ず全て読み、記憶の片隅に留めておきたいものはノートやブログにメモをしています。

プレイ時間が減っている分、対戦の場面ごとにおける判断力の正確さ及びスピードや、日に日に変化していく定石についての理解力は、対戦数やプレイ時間の多い現役のプレイヤーには到底及ばないと思っています。そのため自分が他のプレイヤーと差をつけるならこの方法だと思っており、継続して取り組んでいます。

ポケモンで得たものは幅広い人脈と妻

――ポケモンで得たものはありますか?

幅広い人脈です。特に真皇杯は全国各地のトレーナーが関わっているため、様々な地域のトレーナーと知り合いになれる機会が多く、その人脈が様々に役立っています。また、地元(広島)ではポケモンで知り合った友達とポケモン以外でも遊んだり、旅行に行ったりするなど、共通の趣味を通じて交流のきっかけとなったのは自分自身にとって大きな財産でした。妻ともポケモンのオフ会が最初の出会いでしたし、一生ポケモンから離れることはないと思っています。

多趣味で充実した人生

――ポケモン対戦以外は普段なにをなさっていますか?

仕事をして家事をして、手すきの時間でその時ハマっている物事を集中的に取り組みます。

妻や地元の友達(ポケモン勢)と遊ぶことも多いです。

また、多趣味がモットーで様々なゲームをしたりイベントに参加したりしています。

第五回真皇杯参加者へ向けて一言

真皇杯は多くのトレーナーが関わっており、みんなで素敵な大会を作り上げています。1年に1回の大きなイベントで、全てのポケモントレーナーに関わって欲しいと思っています。是非いずれかの地区予選或いはオンライン予選に参加し、頂点を目指して全力で取り組んでいただければ幸いです。

ボク自身も、スタッフとしてだけでなく、参加者としてまた頂点を目指して全力で取り組みます。対戦する機会があれば、どうぞよろしくお願いします。

決勝戦の動画

第1回真皇杯本戦の動画になります。

おわりに

今回は初代真皇トルンさんにお話を伺いました。

歴代真皇インタビューは今回で終わりとなります。真皇杯という大会の魅力とトップに立つことで見える景色を少しイメージすることができました。
サンムーンシリーズを締めくくる五代目真皇になるのは果たして誰なのか、動向に注目です!

ポケモンカレッジでは今後も真皇杯に注目して参ります。真皇杯関係の記事は大会情報カテゴリーよりご覧ください!

ここまでご覧いただきありがとうございました!