構築解説

【ラストホズラッシュ】HBメガバシャバトン構築【優勝アランドロス】

ラストホズラッシュ』(142人規模)優勝のアランドロスさんが使用された『HBバシャバトン』構築を紹介させていただきます。

アランドロスさんはレート2100越えを4度達成されており、本大会でもトップクラスの実力派プレイヤーでした。

筆者「大統領(@nogizaka_loony)」が、アランドロスさんより頂いた構築とインタビューを元に執筆いたしました。是非ご覧下さいませ。

コンセプト

HBメガバシャーモによるビルドアップ+バトンタッチで、想定を超える耐久ラインからのバトンでエースに繋ぐ!

個体解説

ガブリアス

実数値 努力値
HP 207 188
こうげき 150
ぼうぎょ 115
とくこう
わざ とくぼう 128 180
じしん すばやさ 154 140
がんせきふうじ せいかく ようき
ステルスロック とくせい さめはだ
どくどく もちもの ヤチェのみ

調整意図

S14構築記事【最高2118最終2073】限界ガブバンギカグヤ – プリン戦記

【調整】ヤチェガブリアス【USUM】 – ノギザカタウン◢⁴⁶

安定感の起点づくり

耐久面に多くの努力値を割き、変幻自在ゲッコウガ等と対面しても、安定してステルスロック+αの行動ができる起点作り。こおりのキバ持ちのカバルドン対面でも、2回以上の行動が可能です。

メガリザードンに対しても強く出られる(ように見える)のが、他のステロ撒きと比較した際のガブリアスの利点です。

バシャーモ

実数値(メガ後) 努力値
HP 181 204
こうげき 180
ぼうぎょ 144 244
とくこう
わざ とくぼう 100
バトンタッチ すばやさ 128 60
ビルドアップ せいかく わんぱく
フレアドライブ とくせい かそく
まもる もちもの バシャーモナイト

 メガシンカ前:181-180-144×-100-128

調整意図

メガバシャーモが「かそく」1回(S+1段階)で最速ゲッコウガ抜き。

PTの中枢機関

ビルドアップ1積みで、陽気ASメガボーマンダのすてみタックルをも耐えるポケモン。同様に、(メガ)ギャラドスや霊獣ランドロスも起点にできる可能性があります。

その想定されない超耐久が、非常に多くのポケモンに対して積むことを可能にしており、後続のバトンエースの突破力を上げます。

テッカグヤ

実数値 努力値
HP 173 4
こうげき 168 252
ぼうぎょ 123
とくこう
わざ とくぼう 121
いわなだれ すばやさ 113 252
みがわり せいかく いじっぱり
ヘビーボンバー とくせい ビーストブースト
じしん もちもの ハガネZ

調整意図

ASに全振り

エースその1:優秀な耐性&Aブースト

みがわりを残しやすいエースアタッカーで、元々バシャバトンとは相性のよいポケモンだが、ビルドアップの恩恵を最大限受けられる物理型での採用。

積みエースとするには少々控えめなA種族値のテッカグヤですが、特性「ビーストブースト」によるA上昇のお陰で、数値以上の突破力を得られます。

Zヘビーボンバーはタイプ一致の威力160

霊獣ボルトロス

実数値 努力値
HP 184 136
こうげき
ぼうぎょ 103 100
とくこう 166 4
わざ とくぼう 126 116
10まんボルト すばやさ 128 52
めざめるパワー氷 せいかく おだやか
ちょうはつ とくせい ちくでん
わるだくみ もちもの ウイのみ(混乱回復実)

調整意図

ひかえめC252ゲッコウガのZハイドロカノン耐え

エースその2:挑発で起点回避を兼ねる

特殊耐久に厚い霊獣ボルトロス。バシャバトン展開は、ゲッコウガからの引いた際、バトン先に攻撃が当たってしまうのが弱点の1つですが、ゲッコウガを大きく意識した調整となっています。混乱回復実を持つことで、先制技の圏外にもなります。

「ちょうはつ」は起点回避としても優秀な技。特にバシャバトンの天敵、1ウェポンの起点作成型(あくび+ふきとばし持ち)のカバルドンに対して有効です。

ギャラドス

実数値 努力値
HP 185 116
こうげき 183 172
ぼうぎょ 100 4
とくこう
わざ とくぼう 121 4
たきのぼり すばやさ 128 212
とびはねる せいかく いじっぱり
ちょうはつ とくせい いかく
りゅうのまい もちもの ヒコウZ

調整意図

臆病アーゴヨンのC252「Zりゅうせいぐん」を75%で耐える

エースその3:バシャーモ抜きでも活躍するエース

バシャバトン展開はSブーストするアーゴヨンも苦手な部類ですが、耐久振りのギャラドスで対処。霊獣ボルトロスと同じく「ちょうはつ」持ちで、ほえるorふきとばし、あくび、ほろびのうたといった積みをリセットする「流し」行動に非常に強いです。

Zとびはねるのエース性能も健在。ビルドエースとしての適性は勿論、バシャーモを展開できないときのアタッカーとしても優秀です。

エルフーン

実数値 努力値
HP 136 4
こうげき
ぼうぎょ 105
とくこう 129 252
わざ とくぼう 95
しびれごな すばやさ 184 252
がむしゃら せいかく おくびょう
ムーンフォース とくせい いたずらごころ
アンコール もちもの きあいのタスキ

調整意図

CSに全振り

第2の起点作り:痒い所に手が届く仕事人

ここまでで重いキノガッサ、ジャラランガを牽制でき、ミミッキュやアーゴヨンを起点化できるポケモン。

きあいのタスキといたずらごころで必ず1回は行動できるポケモン。「しびれごな」でのマヒを撒いたり、「がむしゃら」で耐久ポケモンを無理矢理削ったり、「アンコール」で自身が起点となることを回避するなど、非常に多くの仕事を行えます。

終わりに

メガバシャーモのバトンタッチは所謂「逃げバトン」としても想定されやすい戦法ですが、その意識の上を行くHBメガバシャーモのビルドアップは、シンプルながらも非常に強力な戦法だという風に感じました。

起点作りも質が高いため、初心者にも扱いやすく、使い込み甲斐のある構築と言えるのではないでしょうか。

オフや仲間大会では、レートよりもこうした特化型の構築が刺さりやすい傾向があります。気分転換に使われてみるのも面白いかもしれません。

アランドロスさん、おめでとうございます&ご快諾ありがとうございました!

著者 大統領 Twitter[@nogizaka_loony]

真皇杯ラスチャレ予選副主催。任期を終えるかもしれないTN「Trump」を剣盾でも使うかどうかは悩み中。