コラム

新ポケモン「アーマーガア」のモチーフをワタリガラスの伝説から考察!特性、タイプも

 

アーマーガアの基本情報

図鑑ナンバー

No.???

タイプ

はがね/ひこう

特性

きんちょうかん
プレッシャー

体重

75.0kg

アーマーガアの種族値

???

公式ページのゲーム内画像から
・レベル50 HP166 → HP種族値91相当(個体値31)
・レベル45 HP152 → HP種族値93相当(個体値31)

であることがわかります。

全体的な種族値も高く設定されている可能性が高いです。

アーマーガアのタイプ相性

ばつぐん(4倍)
ばつぐん(2倍) でんき/ほのお
ふつう(1倍)
いまひとつ(1/2)
いまひとつ(1/4)
こうかなし

アーマーガアとは?

たかさ2.2mという大型なポケモンでかなりイカつい見た目をしています。エアームドとテッカグヤに続く鋼飛行タイプです。

名前の由来は「鎧(armor)+ワタリガラスの鳴き声」。英語名Corviknightの由来は「Corvus(カラス属の学術的分類名)+Knight(騎士)」。

ワタリガラスとは通常のカラスよりも大柄な種類で、イギリスでは最低6羽のワタリガラスがロンドン塔で飼育されており、「ロンドン塔からワタリガラスがいなくなると国が滅びる」という言い伝えもあります。

アーマーガアの特性

アーマーガアは特性「きんちょうかん」「プレッシャー」を持っています。

プレッシャーについて

「プレッシャー+ひこうタイプ」はサンダー・ファイヤー・フリーザー、ルギア・ホウオウなどの伝説のポケモンが所持しています。

プレッシャーの特性持ちはキュレムが最後で、6,7世代では出てないため久々のプレッシャー持ちポケモンの追加となります。新しくプレッシャーが復活したという意味でかなり特別なポケモンですね。

はがねタイプのプレッシャー持ちは「ディアルガ」「キリキザン」が存在しています。一般ポケモンかつはがねタイプでの異例の追加となるアーマーガアの活躍に期待しましょう。

余談

「プレッシャー」「きんちょうかん」の両方を持っているポケモンはアーマーガアの他に「ミュウツー」が存在します。

アーマーガアはおそらく草むらに出てくる一般ポケモンではあるとおもいますが、伝説のポケモンが持っている特性を持ち合わせている異例のポケモン。やはりガラル地方において特別な役割を持っているのかもしれません。

「そらをとぶ」とアーマーガア

剣盾のそらをとぶ要員?

街から街へ「そらとぶタクシー」

優れた飛行能力と高い知能を活かし、「ガラル交通」と呼ばれる会社で、街から街へ人を運ぶ仕事をこなしている。

マップ上の所謂固定シンボルとして、ショートカットをしてくれる存在でしょう。「XY」で出てきたミアレシティのゴーゴートのような役割でしょうか。かなり大柄な体格も、運び屋としての役割があるのかもしれません。

衝撃!実はそらをとぶで乗ってたポケモンはアーマーガアだった!?

 

今までのそらをとぶでお世話になっていたポケモンが実はアーマーガアだった……ということはさすがに冗談ですが、このそらをとぶの際に出るポケモンがデザインの元になっている可能性はあります。

ナイトツアー

アーマーガアの英語名「Corviknight」は「Corvus(カラス属の学術的分類名)+Knight(騎士)」だろうと述べました。イギリスとナイトを連想させると西洋のゲーム、チェスが思い浮かびます。チェスにはナイトの駒だけで遊ぶ「ナイトツアー(騎士の巡歴)」というものがあります。ナイトツアーは64マスあるチェスボードをすべて一回ずつ通過するというルールのパズルです。

アーマーガアを騎士と見立てれば、全ての街に行く(巡歴する)ことができる「そらをとぶ」ポケモンだと考察できます。キングやクイーンなどチェスの駒を題材にしたポケモンが出てきたら面白そうですね!

また通常色のアーマーガアを黒の駒と見立てれば色違いは白色かもしれません。アルビノのカラスも存在します。とても綺麗な見た目になりそうですね!

ワタリガラスとイギリス

「そらをとぶ」の代わりとなるワープシンボルとして、世界観にマッチするようかなり慎重にデザインされたであろうポケモン。

同じカラスモチーフとしてはヤミカラス・ドンカラスがおり、あちらはどちらかというとマフィアの首領のようなデザインをしていて、カラスの持つ不吉で邪悪なイメージを投影したものでした。

今回のアーマーガアは悪タイプではなく、日本人の持つカラスのイメージからすると「なぜ鎧?」のように思われるかもしれません。しかしガラル地方のモチーフであるイギリス的な観点からすると、かなりしっくりとくる取り合わせですので、ご紹介したいと思います。

ワタリガラスとは?カラスとは違うの?

日本で一般的に知られているカラスの英語訳は「Crow」ですが、アーマーガアの英語での分類も「Raven」の単語が使われています。これはカラスの中でも特にワタリガラスを指す単語で、Crowとは似ても似つかないニュアンスを持っています。

ワタリガラスは日本に生息するカラス5種類の中では最も大きく(60cm)、秋田県以北に渡り鳥としてやってきます。知能もとても高く、人間の4歳児に相当するという研究結果も出ています。

ワタリガラスとイングランド

イングランドの伝説に「ロンドン塔からカラスが去ると英国は滅びる」というものがあります。

ロンドン塔(Tower of London)は1066年築城、17世紀までは国王の居城として使われていた建物です。13世紀以降は身分の高い政治犯を収監&処刑する監獄としても使用されはじめ、徐々に政敵や反逆者を処刑する死刑場として使われるようになりました。その後は王様の城というよりはそちらのニュアンスが有名になってしまったという経緯があります。自らの妃を多く処刑したヘンリー8世(在位:1509-1547)の妻アン・ブーリンが幽閉・処刑された場所でもあります。

ロンドン塔のワタリガラスは、護国卿オリヴァー・クロムウェルによる清教徒革命終焉直後、王政復古期最初の国王チャールズ2世(在位:1660-1685)の命により飼われるようになったと言われています。

マグノリア博士とアーマーガア

マグノリア博士はガラル地方を代表する博士、ダイマックスの研究をしています。
マグノリアはモクレン科の植物が名前になっています。日本でメジャーなモクレン科の植物は辛夷(コブシ)など。カラスは辛夷の実を食べるなど関連があります。

前述したとおり、ロンドン塔ではワタリガラスが飼われています。イギリス王室の守り神として讃えられているのです。マグノリア博士の杖はイギリス王室の守り神であるカラス(アーマーガア)がモチーフになっています。マグノリア博士とカラスに関係が深いのは博士が王室の人間だから、という説が浮かびます。

仮にマグノリア博士が王室の人間と仮定して登場キャラクターの相関関係を考えてみます。マグノリア博士には孫娘「ソニア」がおり、助手をしています。「ソニア」はガラル地方チャンピオン「ダンデ」と幼馴染です。「ダンデ」には弟のホップがいます。これら4人は王室と関係がありそうです。
「ダンデ」の帽子が王冠に見えたり、ダンデライオンからライオンが連想されたり、と考察できることはまだまだありますが話が逸れてしまうので今回はここまで…

おわりに

今回はアーマーガアについて紹介と考察をお届けしました!
ポケモンカレッジではガラル地方の由来、イギリスの地理、伝承なども考察しています、合わせてご覧ください。

ポケモン剣盾の考察を今後も追記、公開していきますのでご期待ください!