育成論・対策

ギルガルドの育成論を徹底解説!おすすめの型紹介・調整も

ギルガルドの基本情報

図鑑ナンバー

No.681

タイプ

はがね/ゴースト

特性

バトルスイッチ(戦闘モードで姿が変わる)

体重

53.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)

ギルガルドの種族値

ギルガルドのタイプ相性

ばつぐん(4倍)
ばつぐん(2倍) ほのお/じめん/ゴースト/あく
ふつう(1倍) みず/でんき
いまひとつ(1/2) くさ/こおり/エスパー/いわ/ひこう/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4) むし
こうかなし ノーマル/かくとう/どく

 

ギルガルドとは?

優秀な鋼+ゴーストのタイプを持つポケモン。

この複合タイプは非常に優秀で、鋼タイプの弱点である格闘をゴーストが無効化するため、全ポケモン中でもトップクラスの12タイプに抵抗を持ちます。

攻撃面においては、一貫は取りやすいもののワザの威力が控えめなゴースト技を、ブレードフォルムのA150・C150という非常に高い水準で補うことができます。

この固有特性「バトルスイッチ」は、平常時はシールドフォルムで防御主体、攻撃時のみ火力があって脆いブレードフォルムになるというもので、実質合計種族値720のポケモンと言い換えることもできます。

これは多くの禁止伝説ポケモンを上回る数値です。

カプ・テテフの存在により優先度の高い鋼耐久ポケモンであり、攻撃面も非常に優秀。

ハイスペックゆえにカスタマイズ性も高く、多くの高レートプレイヤーに愛され、一線級の活躍をし続けているポケモンです。

ギルガルドは物理と特殊どちらがいい?

物理タイプのギルガルドは「つるぎのまい」による火力アップ「かげうち」の威力が魅力!

またサブウェポンにゴースト技との相性補完の良い「せいなるつるぎ」を採用しやすいというメリットもあります。

一方難点としては、特性いかくの影響を受けやすいということです。また、シャドークローは威力が低くアイアンヘッドは半減で受けられることが多いです。「つるぎのまい」でカバーする必要があります。

特殊タイプのギルガルドは「シャドーボール」およびZシャドーボールの瞬間火力と、いかく等に左右されない安定した打点が優秀です。

「つるぎのまい」を採用する必要がない=技スペースが空くという点から、「どくどく」や「キングシールド」といった搦め手を入れやすくなっています。

シーズン14のPGL調べでは、両刀型を含めシャドーボールの搭載率が76%、つるぎのまいが21%であるという点から、物理型のギルガルドのほうが少なめですが、決して無視できる個体数ではないということがわかります。

育成論①:両刀冷静Z型

オススメ度

 ★★★★★

持ち物

ゴーストZ

性格

冷静

努力値・調整

調整例①
167(252)-71(4)-170-112(252)-170-72

シンプルなHC特化です。あまりは攻撃に振っています。

調整列②
167(252)-70-170-112(252)-171(4)-72

・DL調整

特性:ダウンロードの対策としてあまりを特防に振っています。

調整例③
161(204)-71(4)-170-112(252)-171(4)-77(44)

・DL調整

ダウンロードを対策するとともに、素早さに振っています。ギルガルド同士の対面(以下:ミラー)やクチートを意識した配分です。

技構成

確定技:シャドーボール/キングシールド/かげうち
優先技:どくどく

両刀冷静型の解説

ブレードフォルムになると途端に脆くなってしまうギルガルドは、相手の下から行動することが前提となります。

S下降補正をかければ「かげうち」の威力が下がりません。最遅にすればより多くのポケモンの下から動けます。

シャドーボールZの瞬間火力が売りです。

シャドーボールを無効にするノーマルタイプの耐久ポケモンに対して役割を遂行することができないため、交換読み等を含め「どくどく」が優先される傾向にあります。

育成論②:たべのこし(残飯)型

オススメ度

 ★★★★★

持ち物

たべのこし(残飯)

性格

控えめ or 穏やか or 臆病

努力値・調整

調整例①:控えめ
167(252)-*-171(4)-105(204)-172(12)-85(36)

・DL調整
・シャドーボールでカプ・テテフ確定1発
・カプ・テテフやメタグロス、クチートを意識したライン

ミラーを意識して多少素早さに振っています。

調整例②:穏やか
167(252)-*-171(4)-78(60)-209(156)-85(36)

・アーゴヨンのランク+2大文字を93.8%で耐える
・シャドーボールでミミッキュ(無振り)を確定1発

アーゴヨンに対面で勝てるよう調整を施した型です。火力は最低限にとどめています。

調整例③:臆病
161(204)-*-173(20)-71(4)-174(28)-123(252)

・DL調整
・最速

最速を取ることでミラーの対面や準速のキノガッサに強くなります。

技構成

確定技:シャドーボール/どくどく/キングシールド
候補技:かげうち/みがわり/シャドークロー

たべのこし(残飯)型解説

サイクル性能に特化したギルガルドです。

カバマンダガルドやガルランドに採用される傾向にあります。鋼枠及び特殊受けとして回しつつ、「どくどく」で後続に負荷をかけていきます。

候補技のうち「かげうち」は、シャドーボール+かげうちでメガメタグロス等を倒すのに使える他、ミミッキュの皮剥がしや、ゲンガー処理にも使えます。

アーゴヨンなどの低耐久ポケモンを縛るときにも有用です。

「みがわり」の場合は、PP枯らしも可能になり、やどりぎのタネや状態異常技への耐性を身に着けることができます。

相手のギルガルドを抜いていれば多くのギルガルドミラーで勝てます。

ノーマルタイプに対する打点が毒依存であるため、免疫カビゴンやねむるラッキーには全く打点がありません。

育成論③:積みエース型(物理型)

オススメ度

 ★★★★☆

持ち物

ゴーストZ or ハガネZ or いのちのたま

性格

意地っ張り

努力値・調整

調整例:意地っ張り
159(188)-112(252)-171(4)-*-172(12)-87(52)

・DL調整
・たまダメージ最小(10n-1)

素早さは同族意識です。

技構成

確定技:つるぎのまい/かげうち
ゴーストZ型:シャドークロー
ハガネZ型:アイアンヘッド
優先技:キングシールド
候補技:せいなるつるぎ

積みエース型(物理型)の解説

こちらは崩し及び全抜き性能に焦点を当てたエース型です。

特殊型と比べると、中低速ポケモンに上から殴りたい相手が多いため、多少Sに振る傾向が多く見られます。

メインウェポンのチョイスは、どの程度ギルガルドに受け破壊を担わせるかで変わってきます。

「シャドークロー」メインのゴーストZ型の場合、A2段階上昇のシャドークローZでHBドヒドイデを倒せるため、受け系の構築に強くなります。

しかしこの場合シャドークロー+アイアンヘッド(せいなるつるぎ)+かげうち+つるぎのまいで技スペースが埋まってしまうため、「キングシールド」を採用できないという難点があります。

「アイアンヘッド」をメインウェポンにしたハガネZ型の場合は、高耐久の鋼ポケモンと水ポケモンに対する打点が怪しくなり、受けの突破が難しくなります。

「キングシールド」を採用しやすくなるため、剣の舞を積む→殴る(ブレードフォルムチェンジ)→キングシールド→相手の攻撃を耐えてもう一度殴る、といった動きが可能になります。

場持ちのよさが魅力です。

育成論④:じゃくてんほけん(弱保)型

オススメ度

 ★★★★☆

持ち物

じゃくてんほけん

性格

冷静 or 呑気

努力値・調整

調整例①:冷静

167(252)-71(4)-170-112(252)-170-72

シンプルなHC特化です。あまりは攻撃に振っています。

調整例②:呑気

167(252)-71(4)-220(236)-72(12)-171(4)-72

・意地メガバシャーモのフレアドライブを高乱数耐え
・陽気メガメタグロスの地震2回耐え

技構成

確定技:シャドーボール/キングシールド/かげうち/せいなるつるぎ

弱点保険型解説

通常より多く耐久方面に割いたギルガルドで、対面意識の個体です。

聖なる剣はメガガルーラやメガギャラドス、ゲッコウガに対して強力です。切り返しの枠としても非常に人気です。

防御に特化させることでメガバシャーモのフレアドライブやメガメタグロスの地震2回なども耐えるほどの物理耐久になります。

他にもメガメタグロスの地震を2回耐えたりブレード状態でカバルドンの地震を耐えたりとこちらも人気です。

育成論⑤:きあいのタスキ型(めざ氷)

オススメ度

 ★★☆☆☆

持ち物

きあいのタスキ

性格

おっとり

努力値・調整

調整例
135-71(4)-153-112(252)-170-112(252)

技構成

確定技:シャドーボール/めざめるパワー氷/かげうち
候補技:せいなるつるぎ/いわなだれ

きあいのタスキ型(めざ氷)解説

耐久を捨てたギルガルド。初手に出しやすいギルガルドで、所謂”出し負け”を最低限に抑えた型です。

グライオンを誘いつつ倒せるため、対受けループポケモンとして用いられます。

耐久に振るメリットに乏しいため、中速以下のポケモンに対しては2回シャドーボールを撃ちやすいのも強みです。

後攻とんぼがえりを軸としたクッション型の霊獣ランドロスの上をとることもできます。

本来ギルガルドが裏に引くべき相手に突っ張れるため、イージーウィンを狙いやすい型です。

弱点としてはサイクル性能のなさ、非Zのシャドーボールしか打てないため、火力の乏しさが挙げられます。

環境に多いカバルドンと気合いの襷ゲッコウガが苦手です。

ボルトチェンジととんぼがえりで気合いの襷を剥がされる点にも気を付けましょう。

育成論⑥:こだわりハチマキ型

オススメ度

 ★★☆☆☆

持ち物

こだわりハチマキ

性格

意地っ張り

努力値・調整

調整例
167(252)-102(252)-170-*-171(4)-80

技構成

確定技:かげうち/せいなるつるぎ
候補技:シャドークロー/アイアンヘッド/いわなだれ/おいうち

こだわりハチマキ型解説

こだわりハチマキを持った高火力なギルガルドです。

高火力なかげうちが魅力で耐久振りのメガゲンガーやばけのかわのないミミッキュなどゴーストタイプのポケモンを一方的に倒すことができます。

ステルスロックを撒けば、リザードン、ウルガモスなどの本来苦手な炎タイプポケモンも縛ることができます。耐久に振った型は倒せないことがあるため、環境的には向かい風かもしれません。

育成論⑦:こだわりスカーフ型

オススメ度

 ★☆☆☆☆

持ち物

こだわりスカーフ

性格

陽気

努力値・調整

調整例①:陽気
135-102(252)-170-*-171(4)-123(252)

調整例②:せっかち
135-71(4)-153-102(252)-170-123(252)

技構成

候補技:アイアンヘッド/せいなるつるぎ/もろはのずつき/いわなだれ/みちづれ/シャドーボール/めざめるパワー氷

こだわりスカーフ解説

こだわりスカーフを持たせた非常に素早いギルガルドです。

本来不利なリザードンやウルガモス、ヒートロトム等の炎タイプを岩技を用いて上から奇襲することができます。

7世代のみちづれ弱体化により、みちづれの採用優先度は下がりました。

火力は乏しいため、「削れた相手に繰り出しつつ意表を突いて上から倒す」この動きを目指しましょう。

育成論⑧:ボディパージ・みちづれ型

オススメ度

 ★☆☆☆☆

持ち物

ゴーストZ

性格

控えめ

努力値・調整

調整例
135-*-170-112(252)-171(4)-112(252)

技構成

確定技:シャドーボール/ボディパージ/みちづれ
候補技:めざ氷/とぎすます

ボディパージ・みちづれ型解説

ピーキーな地雷型のギルガルドです。

通常下から殴ってくるのがメジャーなギルガルドが、優秀な耐性を活かして「ボディパージ」を使い、上から殴ってくるアタッカーに豹変します。

サイクル性能の皆無なギルガルドなため、対面処理で1:1交換が可能な「みちづれ」が優先されます。

火力面がゴーストZ頼り、CとSに努力値を割く関係上耐久が薄く、シャドーボール+かげうちで縛るような動きもできないため、かなり構築段階でとがったものにしなくてはいけません。

この型のギルガルドはシャドーボールZの火力に強さが依存しています。

ミミッキュやノーマルタイプに無力である点とゴーストZを耐えられたら返しの攻撃で下から倒されてしまう点に注意が必要です。

ギルガルドはゲンガー対策になる?

優秀なギルガルドですが、メガメタグロス以外のメジャーなメガ進化ポケモンには窮屈な立ち回りになることが少なくありません。

特に有利不利が曖昧なポケモンがメガゲンガーです。

メガゲンガー視点からは、高い特殊耐久のせいで攻撃を耐えられ、返しのゴースト技で倒されてしまうギルガルドは大変嫌な相手です。

きちんとした引き先が用意できないと、「つるぎのまい」からの「かげうち」でゲンガーごと縛られてしまう可能性もあります。

ギルガルド側にとってもメガゲンガーは嫌な相手です。

メガ進化後の特性かげふみを安全に発動させるための「まもる」で、剥き出しのブレードフォルムにされてしまう例もあれば、引き先をキャッチする行動をとられてしまうこともあります。

「さいみんじゅつ」の6割も気を付けなければならない行動ですし、「みちづれ」による1:1交換でギルガルドの役割対象に対して仕事をできないということも懸念されます。

もちろんギルガルドの型によっては、メガゲンガーに強めなものと弱めなものが存在します。

むしろこれは構築単位で起因するものであり、この考えることの多さ=カスタマイズ性能の高さが、ギルガルド最大の強みでもあり難しさでもあります。

ギルガルドのじしん耐久調整ライン

シールド状態のギルガルドは効果抜群のじしんであっても耐えてしまう耐久力を持ちます。

H252振りだけでランドロスのじしんと一段階上昇メガボーマンダのじしんを約9割で耐えます。基本的にH252振りがおススメです。

更にB84振りすればメガラグラージのじしんも耐えます。

防御に特化させればブレード状態でカバルドンやグライオンのじしんを耐えます。

そのほか、シールド状態でメガミミロップのとびひざげり、メガバシャーモのフレアドライブ、メガメタグロスの地震2回などを耐えることもできます。

基本的にはH252振りか防御特化のどちらかを選んで問題ありません。

ギルガルドのC調整目安ライン

ギルガルドはH252振りで大体の攻撃を耐えてしまうので細かい調整はあまり行いません。そのためC252振りをおススメします。

C252振りすることで得られるメリットを上げていきます。

  • 耐久無振りメガメタグロスを確1
  • H252振り霊獣ランドロスを確2
  • H252ミミッキュを確1
  • 無振りカプ・テテフを確1
  • ZシャドーボールでH252振りカバルドンを確1
  • シャドーボール+かげうちでカプ・コケコを確1
  • シャドーボール+かげうちでアーゴヨンを確1

少し特攻を下げるとこれらのポケモンを倒せる場合が下がってしまいます。耐久型でない限りC全振りをオススメします。

ギルガルドの理想個体!逆Vは狙う必要あり?

ギルガルドの個体値で考えるべきは2点あります。素早さを下げるべきか否か、物理と特殊どちらの型かです。

まずは素早さから考えましょう。素早さを逆Vにすればほとんどのポケモンより遅く攻撃することができ、ブレード状態による隙を晒す機会が減ります

しかし、相手のギルガルドや本来上を取れるはずのメガクチートやカバルドンなどには上から効果抜群の攻撃を打たれてしまいます。このように逆Vにすることのデメリットも大きいです。

素早さを下げる性格を採用する場合でも、SVであればメガクチートやカバルドンを抜けます。

ギルガルドは物理型と特殊型どっちがいい?

次は物理型か特殊型かを考えます。

物理型であれば個体値はHP、攻撃、防御、特防がVであればよいでしょう。特攻の個体値は試合にほぼ影響しません。

特殊型は影うちや聖なる剣を使うのであれば攻撃もVにしましょう。物理技を採用しない場合は出来るだけ攻撃の個体値を下げておきましょう。

身代わりを採用するのであれば攻撃を下げる性格で攻撃逆Vの個体値を狙いましょう。そうすることであくタイプのイカサマでみがわりが壊れなくなります。

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